当院にお越しになっている方の特徴として、忍耐強く、自分のことだから、まわりや家族に迷惑をかけないようにと頑張りすぎて、どうしようもなく苦悩を抑え込んでる人が多いです。
「門を開けば福寿多し」という禅語があります。
何も包み隠さず、あからさまにしてしまえば、良いことが、たくさんある。という意味です。
つらいこと、苦しいことがある。
自分ではどうしたらいいかわからない…
すべてを自分で引き受けることはありません。
辛ければ辛い。苦しければ苦しいと、思いをあからさまにする。
助けて欲しい時は、ひとりで抱えこまずに助けを求めればいいのです。
心情を吐露するだけでも心が軽くなりますし、手を差し伸べてくれる人は、必ずどこかにいるはずです。
いま、うつ、不眠、パニック、頭痛、めまいなどは、忍耐の限界を超えてしまった結果です。
いま、あなたが話したいことは、どんなことですか?