足をひねったり、怪我をした時は、身体に痛みがありますね。それと同じように心にも痛みがあります。それが不安です。
もしも身体の痛みを感じることがなければ、いたわることや休めることをすることが出来ず、知らぬまに悪化し、立てなくなったりして、そこで初めて痛めたことを知ることになります。それって怖くないでしょうか?
心の痛みも同じです。何か気を付けたり、注意をしないといけない時には心も痛みという形で知らせてくれているはずです。しかし、私たちは痛みが好きではありません。その痛みを見て見ぬふりをしてしまいがちです。心が危険を知らせようと頑張っていても、気づかず、無視してしまうことすらあります。すると心は焦り、もっと大きな声を上げて知らせようとします。気づくまでその声(不安)はどんどん大きくなります。
ですから、理由もなく不安を感じてしまうときには、大きくなる前に耳を傾け安心させてあげてください。そうすれば、それ以上大きな声であなたを呼ぶこともなくなるはずです。