頭痛には、一次性頭痛と二次性頭痛があります。
一次性頭痛
- 片頭痛
ドクンドクンという痛みで、頭の片側や両側が痛くなったりします。
原因としては、脳血管が拡張することによって脳の神経が刺激され、頭痛を引き起こしていると考えられます。
- 緊張型頭痛
首、肩、背中、胸郭のコリ、ハリ、緊張がひどくなり、血液の流れの滞り、神経の圧迫の結果、頭痛を引き起こしています。
頭を縛り付けられるような痛みがあります。
めまいを併発する場合もあります。
片頭痛と併発される方もいらっしゃいます。
- その他
- 群発頭痛 (目の奥が、えぐられるような激痛、なぜそういった炎症が起こるのかは不明)
- 薬物乱用頭痛 (慢性頭痛にお悩みの方が頭痛薬を多用することでより酷くなることがある)
というのがあります。
※いずれにしても、まずは医療機関で検査を受けられる事をおすすめします。
- 二次性頭痛
くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎などほかに原因となる疾患がある頭痛を指します。
※まずは医療機関で検査を受ける事をおすすめします。
首はとても重要で繊細な部分です。
頭(脳)と身体をつなぎ、また脳から全身に命令を下す神経が通り、太い血管も通っています。
そして最も重要なのが、脊髄から頭部を流れる体液(脳脊髄液)の循環の悪さだと考えられます。
我々現代人はどうしても前屈みになり、首が前に出がちになってしまいます。
長い時間のデスクワークや手作業をしたり、スマホを使ったり、また、読書や家事で上手に身体を使えず、頭を前に出した姿勢をとってしまうことが、とても多いためだと考えられます。
頭を前に出すと、首ひとつで重たい頭を支えなければなりません。
また、楽だと思ってとっている姿勢も、実は身体にかなりの負担をかけている場合がとても多いのです。
首から肩まわりにかけて、疲労や緊張し続けてしまうことになります。長時間この状態を続けることで、この状態を当たり前として記憶してしまいます。
そうなると、なかなか自分で緊張を弛めるのが、難しくなってきてしまいます。
その結果、首を通る神経や血管等を圧迫、さらには脳脊髄液の循環の滞りが起こり、頭痛が慢性化してしまうことになります。
当院は、こういった頭痛でお悩みの方の為にあります。
安心してご相談ください。
※実は頭は非常に重たいのです。どれくらいの重さかご存知でしょうか?
女性で約4〜5kg、男性で5〜6kgあるそうです。
これは相当に「重い頭」を、首が無理をきかせて頑張ってくれているのです。